CASE_02
BMW 320i (E30)

“質の高い造り込みと、技術を感じられるところが好きです”

TAKASHI
TAJIMA
田島 隆

会社員

BMW 3シリーズ歴32年

BMW 320i (E30)

クルマを買う当初から、一生乗る一台を選ぶと決めていた田島隆氏。
「デザインは初代の方が好きで、最初は馴染めなかった」と、30年来の伴侶を、意外や軽くディスる。
「母は"家に泥棒が入る"と心配して。外車を停めたら、お金持ちに誤解されるって(笑)。時代ですね」。

ホイールだけインチアップした以外はノーマルのまま、内外装の傷みすら見当たらないほどキレイに乗り続けている。
「窓ガラスなどを見ると、まだ東西統一前で、西ドイツ製と記されています。5ナンバーサイズで直列6気筒は、今や貴重ですね。造り込みと技術が、みっちり詰まっている」

今や週末に乗る趣味グルマとして、トータル走行距離は16万㎞少々。
もはや地元ディーラーも、買い替えではなく増車を勧めるとか。
「F31のツーリングのディーゼルには乗りました。力強く魅力的でしたが、つい飛ばしちゃうので家族に叱られ、手放しました。
3シリーズはモデル・チェンジのたびに試乗しては……軽くてよく走って実用的、そんな共通点は感じます。
でもこのクルマに戻ると『まだしっかりしてる』、そう思い直しちゃうんです」。
若き日の憧れは、時間が経つほど愛着の増す一台になったのだ。

ボンネットは風圧で不用意に開かないような形状にデザインされている。
57:43の前後重量配分により高速走行時の直進安定性の高さも抜群で、
「アウトバーン走行を見据えた設計に舌を巻きました」と田島氏。ホイールのみノンオリジナル。

PROFILE.

製造業界で機械設計エンジニアを務める57歳。
高校生の頃から「際立ってカッコよかった」初代3シリーズに憧れ、
地元ディーラーまで眺めにスクーターで通い続けたとか。
社会人2年目に購入した320iに32年間、乗り続ける。

SPECIAL INTERVIEW.

BMW伝説のカーデザイナーが語る
3シリーズの美意識の真髄。